盤龍鏡(諏訪台48号墳)

更新日:2022年04月18日

盤龍鏡(ばんりゅうきょう)

直径約12センチメートルの円形をしていて、外区と呼ばれる幅の広い縁には、鋸の歯のような文様が一条めぐっている青銅製の鏡の写真

出土地

諏訪台48号墳(すわだい)

遺跡所在地

村上・西広(むらかみ・さいひろ)

遺構

方墳

時代

古墳時代

解説

 直径約12センチメートルの円形をした青銅製の鏡で、3世紀の前半ころ中国で造られ、日本にもたらされたようです。裏面には二頭の龍に似た獣が、向き合うようにして描かれていて、それぞれの前足が、外に向かってつっぱるように伸びています。獣の周囲には、櫛の先で描いたようなこまかい文様がめぐり、どっしりと二頭の獣たちを押さえ込むようにして付けられています。また、外区と呼ばれる幅の広い縁には、鋸の歯のような文様が一条めぐっています。

関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先

市原市埋蔵文化財調査センター

〒290-0011 千葉県市原市能満1489番地

電話:0436-41-9000
ファックス:0436-42-0133

メール:bunkazai-center@city.ichihara.lg.jp
休所日:土曜日・日曜日・祝日