AN-07 六孫王原古墳

更新日:2022年04月25日

六孫王原古墳の全景

台地最奥部に位置する前方後方墳で、全長約45 mありま す。後世に大きく壊されていますが、後方部には凝灰質砂岩を使った横穴式石室がつくられ、副葬品として金銅製馬具の破片、直刀片、鉄鏃、刀子が見つかっています。また、後方部の墳頂には須恵器の大甕が置かれていたようです。7世紀後半の築造と考えられますが、終未期の前方後方墳は全国的に珍しく、異例な存在です。