市原地区の石造物

更新日:2022年04月25日

光善寺入口

市原光善寺入口の石造物

国道297号線を八幡方面から辰巳台方面に向かい山木交差点を右折、左側に光善寺入口の看板が見えたら、その足元に石造物が並んでいます。

安永7年(1778)銘の六十六部廻国供養塔

市原の安永7年の開国供養塔
安永7年の開国供養塔図

文化3年(1806)銘の六十六部廻国供養塔

市原の文化3年の廻国供養塔

この廻国供養塔は、正面に「奉納日本回國供養(異体字)塔」「文化三丙寅天/三月大吉日」とあり、右側面に「市原村行者与七」と彫られています。

廻国供養塔とは?

六十六部廻国行者絵

六十六部『日本風俗図絵 第七輯』を参考

全国66か国を巡礼し、満願成就を願って法華経を一部ずつ納める六十六部廻国行者にまつわる供養塔。満願成就を記念したものや、道半ばで死没し供養したものなどがあります。