SS-01 石造十三重塔

更新日:2023年11月19日

石造十三重塔の写真

泰安寺坂下にあり、天文21年(1552)、里見義堯により討ち死にした二階堂実綱の供養塔と伝わります。高さ3.3mで、基礎、塔身、十三層の笠部は花崗岩、欠失した相輪部には五輪塔の空風輪部、基部には宝篋印塔の反花座が転用され、造塔年代は室町時代と考えられます。江戸期の領主永井氏が江戸邸内に移しましたが、再三の火災にも損傷しないのを祟りと恐れて戻したといわれます。

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