UN-06 蓮蔵院

更新日:2025年04月02日

蓮蔵院の写真

真言宗豊山派の寺院で、天長7年(830)相模国大住郡の沙門慈恩和尚の開山と伝わります。鉈彫観音として知られる県指定文化財の聖観世音菩薩立像は、平安時代後期の作とみられ、33年に一度御開帳されます。江戸時代には、引田村の名主立野太郎兵衛家により、寺院が再建され、宝暦4年(1754)には、江戸の俳人雪中庵蓼太と門人が観音像開帳の際、句額を奉納しています。

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