椎津細山遺跡(旧石器)
旧石器時代
椎津細山遺跡 しいづほそやま

写真は財団法人市原市文化財センターが調査した地点です。
遺跡は、市原市南部の袖ヶ浦市との境付近にあり、北は深城川、南は久保田川に向かう谷によって開かれた台地上にあります。
平成2~3年にかけて、財団法人千葉県文化財センターが発掘調査を行いました。関東ローム層の中の7層(第2黒色帯)を中心に、石器を作った跡と考えられる地点が3ヶ所以上見つかっています。他にも、料理を作った跡と思われる、焼けた礫(れき・小石)が集まっているところも見つかっているようです。
ちなみに東側の隣接地では、財団法人市原市文化財センターも発掘調査を行い、旧石器時代の石器の破片が発見されています。
『細山(1)(2)遺跡』 東関東自動車道(千葉・富津線)埋蔵文化財調査報告書5 財団法人千葉県文化財センター 2000
『平成13・14年度市原市文化財センター年報』財団法人市原市文化財センター 2004
この記事に関するお問い合わせ先
市原市埋蔵文化財調査センター
〒290-0011 千葉県市原市能満1489番地
電話:0436-41-9000
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休所日:土曜日・日曜日・祝日
更新日:2022年04月18日