野馬堀遺跡（旧石器）
旧石器時代
野馬堀遺跡 のまぼり
遺跡は市原市の北端、村田川に近い丘陵上にあります。昭和53年(1978年)に財団法人千葉県文化財センターが発掘調査を実施し、平安時代の竪穴建物跡を1軒発見しています。
この調査では旧石器時代の石器が3点、剥片2点と尖頭器1点が出土しました。
尖頭器は黒曜石製で、表の一部に自然面を残し、周縁部に丁寧な調整を施したものです。剥片1点はハードロームの4層から出土しました。他の2点は地表面採集などの発見なので、残念ながら出土状況は明確でありません。
『千原台ニュータウン1』 財団法人千葉県文化財センター 1980
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休所日：土曜日・日曜日・祝日
更新日：2022年04月18日