北旭台遺跡(古墳)

更新日:2022年04月18日

古墳時代

北旭台遺跡 きたあさひだい

古墳時代中期方墳の主体部と鉄鉾出土状況の写真

74号遺構 古墳時代中期方墳の主体部と鉄鉾出土状況

有鉤銅釧の出土した住居の写真

有鉤銅釧の出土した住居(矢印)

第2主体部出土の鉄鉾の写真

 養老川流域の大桶川に面する標高約45メートルの台地突端にあります。北旭台古墳群として知られ、方墳2基、円墳2基については1989年に発掘調査されました。方墳は73・74号遺構で、墳丘中央の主体部は木棺痕があり、割竹型木棺が据えられていたものと考えられます。74号遺構は主体部が2基あり、第2主体部に鉄鉾と刀子が副葬されていました。出土土器から、73号遺構は古墳前期、74号は古墳中期の築造であることが解りました。
 発掘調査では、古墳時代の住居跡11軒、土坑2基も発見されています。65号遺構(竪穴住居跡)からは、有鉤銅釧が発見され、話題を呼びました。

『市原市北旭台遺跡』 財団法人市原市文化財センター調査報告書第39集 1990年

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