池和田城跡

更新日:2022年04月18日

戦国時代

池和田城跡 いけわだじょうあと

池和田城跡の着色した図

『市原市史』中巻 掲載図に着色

 長南武田氏の城で、軍記物や古文書に登場します。多賀蔵人という人が城主を務めていました。長南武田氏は戦国大名里見氏に味方していましたが、里見氏は永禄7年(1564年)の第二次国府台合戦で北条氏に破れてしまいます。北条氏は余勢を駆って上総まで侵入し、池和田城も落城しています。この後ふたたび里見氏が巻き返しますが、戦国時代の終わり頃には北条氏の勢力が強くなり、長南武田氏もその傘下に入りました。

『日本城郭大系』6 平井 聖他 新人物往来社 1980年
『市原市史』中巻 市原市教育委員会 1986年
『千葉県中近世城跡研究調査報告書』第14集 1993年
『千葉県所在中近世城館跡詳細分布調査報告書II─旧上総・安房国地域─』 千葉県教育委員会 1996年
『千葉県の歴史』資料編 中世1 財団法人千葉県史料研究財団編 1998年
『市原の城』 小高春雄 1999年
『図説 房総の城郭』 千葉城郭研究会編 2002年

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