佐是城跡

更新日:2022年04月18日

戦国時代

佐是城跡 さぜじょうあと

木々の間に川が流れている写真 佐是城跡1
山の斜面に白い車がある写真 佐是城跡2

 養老川を眼下に見下ろす天然の要害です。主郭は大規模な堀で囲まれ、発達した横矢掛けがあることから、16世紀中葉以降に築城、あるいは改修された可能性があります。天文年間(1532年〜1554年)に武田国信が築いたと云われていますが、実際は不明です。外来勢力が一時的に拠った城の可能性が指摘されています(小高1999年)。

『日本城郭大系6』 平井 聖他 新人物往来社 1980年
『市原市史 中巻』 市原市教育委員会 1986年
『千葉県所在中近世城館跡詳細分布調査報告書II─旧上総・安房国地域─』 千葉県教育委員会 1996年
『千葉県の歴史』資料編 中世1 財団法人千葉県史料研究財団編 1998年
『市原の城』 小高春雄 1999年

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