村上遺跡群（奈良・平安）
奈良・平安時代
村上遺跡群 むらかみいせきぐん
白旗前地区の航空写真 千葉県教育振興財団提供
国分寺台から見下ろす養老川沖積地の自然堤防上にあり、上総国府推定地の一つとして注目されています。1989年、遺跡の一部(白旗前地区と後口地区)が千葉県文化財センターにより発掘調査され、多数の掘立柱建物跡、井戸跡、溝跡などが発見されています。白旗前地区の遺構は、養老川旧河道に面することから、国府津などの公的施設と考えられています(県セ309集・須田1998年)。
『村上遺跡群埋蔵文化財調査報告書』 財団法人千葉県文化財センター調査報告第309集 1997年
『千葉県の歴史』資料編 考古3 財団法人千葉県史料研究財団編 1998年
『市原市村上川堀遺跡』 財団法人市原市文化財センター調査報告書第67集 2000年
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更新日：2022年04月18日