奉免上原台遺跡(奈良・平安)
奈良・平安時代
奉免上原台遺跡 ほうめうえはらだい


牛久の街を見渡せる、標高80〜90メートルの台地上にある遺跡です。建物に葺かれていたとみられる古代の瓦や、古代の墓が多く見つかっています。四角く溝で囲まれる形の墓は溝から、火葬した骨を納める容器(蔵骨器)とみられる須恵器の壺などが出土しました。
ここで出土した瓦は、軒先の文様が、光善寺廃寺などの瓦とよく似ています。その供給ルートは、古代寺院と何か関係があるのかもしれません。
『奉免上原台遺跡』 財団法人市原市文化財センター調査報告書第43集 1992年
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休所日:土曜日・日曜日・祝日
更新日:2022年04月18日