体験の内容について

歴史体験館で行っている体験の内容について紹介します。

火起こし体験 (体験時間45分、最大人数24名、無料)

火起こし3

ユミギリ式の火起こしのようす

土日祝日に開催しているプログラムでは、主にユミギリ式の火おこしを体験することができます。ユミギリ式の火おこしは、弓のような道具を使って火種を作ります。火種を作るまでに体力を使いますが、火が付いた時の達成感は格別です。

また、学校団体の利用等では、ユミギリ式に加えて、江戸時代に行われていた火打ち石で火花を起こして火をつける体験をすることもできます。

古代衣装試着体験 (体験時間45分、最大人数10名、無料)

古代衣装

巫女服(左、真ん中)貫頭衣(右)

古墳時代の人々の衣装を着る体験ができます。当時の庶民が着ていたとされる貫頭衣(かんとうい)、古墳時代の権力者が着ていたとされる胡服(こふく)、当時の神事で使われていたとされる巫女服(みこふく)があります。特に巫女服は女の子に人気があります。衣装は、大人の方から、小さいお子さんまでのサイズがあります。

発掘体験(体験時間45分、最大人数18人、無料)

発掘

発掘体験のようす

市内にあった遺跡をそのまま再現して、発掘の体験をします。ここでは縄文土器の本物を発掘することができます。参加された方は時間を忘れて発掘に夢中です。また、学芸員による説明を聞いたり、発掘調査で使っている実際の道具を使ったりする体験もできます。

貝輪づくり体験(体験時間60分、最大人数20名、材料費300円)

貝輪づくり

「貝輪」とは、縄文時代に作られた貝のアクセサリーです。鴨川や館山の海岸で見つけられる「ベンケイガイ」という丈夫な貝を加工して、貝輪をつくる体験ができます。縄文時代の人々と同じように、石やシカの角で貝に穴をあけて、砥石と紙やすりでみがいて作ります。

勾玉づくり(体験時間60分、最大人数20名、材料費500円)

勾玉づくり

砥石で磨くようす

弥生時代や古墳時代に作られた勾玉をつくる体験です。いちはらにはたくさんの古墳があり、そこではさまざまな種類の勾玉が見つかっています。青田石(せいでんせき)と呼ばれる石を、根気強く削っていくと勾玉の形ができます。3種類の紙やすりで磨くとピカピカの勾玉が完成します。