市民協働・連携事業(体験館検討会)

更新日:2022年04月18日

歴史文化を深く理解するため、これからの博物館活動には、体験学習を積極的に取り入れることが求められています。
隣接する市原市屋内ゲートボール場をリノベーションし、博物館と一体となる全天候型体験学習施設として活用するため、体験学習メニューの検討会や講習会を行うことにしました。
検討に当たっては、市民との協働により行うことで、参加意識を高めるとともに、運営ボランティアの人材育成を図ります。

何人かの男女が体験館検討会をしている写真

体験館検討会の様子

何人かの男女が体験館整備予定施設の視察をしている写真

体験館整備予定施設の視察

第7回「体験館検討会」

市立京葉小学校の協力により、3年生を対象とした「海苔つくり体験」の実施状況を視察しました。
地元出津・玉前地区の元海苔漁師さんの指導のもと、毎年2月初旬に行われている恒例行事です。

以前は、臨海部の数校で行われていた「海苔つくり体験」ですが、現在も実施しているのは京葉小学校のみとなってしまいました。
今年は、度重なる台風や暖冬の影響で生海苔の価格が高騰し、学校からは存続を危ぶむ声が寄せられました。

この冬一番の冷え込みのなかでしたが、児童たちは貴重な体験に目を輝かせていました。
地域に残る伝統・技術・記憶を絶やさないため、博物館として何ができるのかを考えさせられる一日になりました。

開催日時

令和2年2月6日(海苔の日・木曜日)午前8時30分から正午まで

会場

市原市立京葉小学校

参加人数

13人(市民11人・市職員2人)

内容

  1. 海苔づくりの手順・注意点について
  2. 生海苔の入手方法について
  3. ボランティアの配置について
  4. 道具類の設置について
  5. 時間配分について
子供達が海苔切り体験をしている写真

海苔切り体験

子供達が海苔すき体験をしている写真

海苔すき体験

子どもが海苔乾し体験をしている写真

海苔乾(ほ)し体験

検討会メンバー大人の男女が海苔すき体験をしている様子その1

検討会メンバーも飛入り参加

検討会メンバーの大人の男女が海苔すき体験をしている様子その2

苦戦する検討会メンバー

ボランティアの皆さんと記念撮影をしている写真

ボランティアの皆さんと記念撮影

第6回「体験館検討会」

開催日時

令和元年12月20日(金曜日)午前10時00分から正午まで

会場

国分寺公民館会議室1

参加人数

11人(市民8人・市職員3人)

内容

  1. 袖ケ浦市郷土博物館での体験学習見学について意見交換
  2. 次回体験学習見学について
    市立京葉小学校の協力により、元海苔漁師の指導のもと毎年2月初旬に行われている「海苔すき体験」を視察します。

体験館検討会メンバーで「いちはら市民特派員」の藤野さんが、検討会の様子を「facebook」に投稿しています。

第5回「体験館検討会」(体験学習見学会)

袖ケ浦市郷土博物館にご協力いただき、小学3年生を対象とした「昔のくらし体験」の実施状況に関する視察を行いました。
当日は、袖ケ浦市立長浦小学校の児童(3クラス/約100名)が7種類の体験学習メニューに参加し、目を輝かせた子どもたちの様子に、体験会検討会のメンバーも強い刺激を受けました。

視察日時

令和元年11月12日(火曜日)午前9時20分から午後2時20分まで

視察場所

袖ケ浦市郷土博物館

参加人数

12人(市民9人・市職員3人)

視察内容

  1. 体験学習メニューの種類について
  2. 職員・ボランティアスタッフの配置について
  3. 参加者の人数配分について
  4. 各体験学習メニューの会場(スペース等)について
  5. 各体験学習メニューの時間配分について
  6. けが・やけど等の対策について

袖ケ浦市郷土博物館の体験学習メニュー

  1. 少し昔(昭和40年代)の生活道具体験
  2. 洗濯体験
  3. 灯りの歴史体験
  4. 野良着試着体験
  5. 炭火アイロン体験
  6. 石臼挽き体験(煎り大豆→きな粉)
  7. 七輪で餅焼き体験(きな粉餅)

(注釈)1~3は博物館内、4~7は旧進藤家住宅内で実施

少し昔の生活道具の説明を受ける児童の様子

少し昔の生活道具体験

児童が洗濯板を使った洗濯体験をしている様子

洗濯体験

児童が野良着の試着体験をしている様子

野良着の試着体験

児童が炭火アイロン体験をしている様子

炭火アイロン体験

児童が石臼挽き体験をしている様子

石臼挽き体験

児童が七輪で餅焼き体験をしている様子

七輪で餅焼き体験

第4回「体験館検討会」

開催日時

令和元年9月26日(木曜日)午前10時00分から正午まで

会場

市原市埋蔵文化財調査センター会議室

参加人数

13名(市民等10名・市職員3名)

内容

  1. 体験学習メニューについて
  2. 教材用貸出資料の運用について
  3. 意見交換

第3回「体験館検討会」

開催日時

令和元年8月25日(木曜日)午前10時00分から正午まで

会場

市原市埋蔵文化財調査センター会議室

参加人数

13名(市民等11名・市職員2名)

内容

  1. 体験館整備スケジュールについて
  2. 体験学習メニューについて
  3. 教材用貸出資料について
  4. 意見交換

第2回「体験館検討会」

開催日時

令和元年7月25日(木曜日)午前10時00分から正午まで

会場

市原市埋蔵文化財調査センター会議室

参加人数

14名(市民等11名・市職員3名)

内容

  1. 体験館の概要について
  2. 体験館の整備案について
  3. 意見交換

第1回「体験館検討会」

開催日時

令和元年6月26日(水曜日)午前10時00分から正午まで

会場

市原市埋蔵文化財調査センター会議室

参加人数

15名(市民等13名・市職員2名)

内容

  1. いちはら歴史のミュージアム事業について(フィールドミュージアム検討会と合同)
  2. 体験館の整備について
  3. 小学校教員からの体験要望について~アンケート結果から~
  4. 他館の体験メニューについて

この記事に関するお問い合わせ先

市原歴史博物館

〒290-0011 千葉県市原市能満1489番地

電話:0436-41-9344
ファックス:0436-42-0133

メール:imuseum@city.ichihara.lg.jp

開館時間:9時00分~17時00分
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始