CG-01 出羽三山供養塚

更新日:2022年04月25日

出羽三山塚の上に立つ供養塔

山形県の出羽三山(月山・羽黒山・湯殿山)への初登拝者が、行人の証として腰梵天(木札)を授けられると、塚に石碑を建て、腰梵天を埋納して供養します。この供養塚は方形三段に築かれ、四隅が張り出す特異な形態です。塚上に祀られた大日如来像の台座には湯殿山大権現の文字と寛永7年(1630)の年号が刻まれ、出羽三山信仰に関わる石造物としては県内最古のものです。