KD-03 上総国分寺跡

更新日:2022年04月25日

上総国分寺跡心礎周辺

天平13年(741)、仏教の力で国を安定させようとした聖 武天皇が全国に建立を命じた僧寺と尼寺からなる寺院で、僧寺の正式名は金光明四天王護国之寺です。南大門・中門・金堂・講堂が南北に並び、回廊内東側に七重塔を配置するのが特徵で、屋根には平城宮を模した最先端の文様の瓦が葺かれました。塔跡には巨大な礎石が残り、寺の中心部は国指定史跡として保存されています。

将門塔
上総国分寺吽形像
上総国分寺薬師堂