TK-06 山口の地蔵

更新日:2022年04月25日

山口の地蔵の写真

音信山の麓地蔵谷に佇む木造の地蔵菩薩坐像は、ヒノキ材の寄木造で、肌部分は漆箔、着衣部分はペンガラで彩色されています。高さ273cmで、坐像の地蔵菩薩として日本最大級を誇ります。顔は面長で、衣文構成ともに禅宗の黄檗宗系の系譜をひく特徴を持っています。ホトトギスの名所で知られた音信山に、現在の池和田光明寺があった際の本尊と言われ、県指定文化財になっています。