TR-02 光明寺

更新日:2022年04月25日

池和田光明寺の写真

山号の音信山(山口地区)は、聖武天皇勅願の金光明寺の旧跡とも伝えられ、永観元年(983)に大僧正覚運が再興したのち、現在地に移ったと伝承されます。本堂周囲の土塁や堀の跡から中世の館跡ともいわれ、近世には朱印高15石を受けました。かつては本堂と庫裏がつながり、現在の本堂は文化14年(1817)の建造で、間口約17.5m、奥行約16m、高さ約18mの宝形屋根を持つ当時の姿をとどめます。