和同開珎(上総国分僧寺跡)
和同開珎(わどうかいちん・わどうかいほう)

出土地
上総国分僧寺(かずさこくぶそうじ)
遺跡所在地
惣社(そうじゃ)
時代
奈良時代
遺構
政所院地内
解説
708年に発行された貨幣です。和同開珎の最初の価値は、1枚で米二升四合と交換することができる貴重なものでした。
左の出土品は、径2.4×2.4センチメートル、厚さ0.15センチメートルあります。東国での和同開珎の出土例は少ないうえ、国分寺から出土したことから、金銭としてではなく、寺院内での祭祀に使われたものと考えられます。
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更新日:2022年04月18日