子持勾玉(五所四反田)

更新日:2022年04月18日

子持勾玉(こもちまがたま)

表面に小さな芋虫のような突起がいくつかあり、上部には穴が開いている太いブーメランの様な形の灰色の石の写真

出土地

四反田遺跡(したんだ)

遺跡所在地

五所(ごしょ)

時代

古墳時代中期(5世紀)

遺構

39号溝

解説

 滑石を削り、大型の勾玉に子供勾玉を刻出しています。普通のシンプルな勾玉は古墳などの副葬品に多く、葬られた人々の装飾品であったと言えますが、子持勾玉はむしろ石製模造品などといっしょに祭祀遺跡から出土することから、祭りのための用途が考えられています。ここでも石製模造品とともに、和泉式期の坩や高杯に伴って発見されています。

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