鞴の羽口(片又木)
鞴の羽口(ふいごのはぐち)

出土地
片又木(かたまたぎ)遺跡
遺跡所在地
不入斗(いりやまず)
遺構
竪穴建物跡
時代
平安時代 9世紀前〜中葉
解説
谷奥斜面に展開する9世紀前葉から中葉にかけての建物群から、一定量の鉄滓類とともに、鞴羽口が出土しています。羽口は、製鉄炉に空気を送る装置の先端で、たいてい強く火を受けています。鉄器を作るときに出る不純物(カス)である鉄滓の出土があり、また、炉も複数発見されているので、一帯に古代の小鍛冶工房が展開していたことがわかりました。
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休所日:土曜日・日曜日・祝日
更新日:2022年04月18日