帯状円環形銅釧(御林跡)
帯状円環形銅釧(おびじょうえんかんがたどうくしろ)

出土地
御林跡遺跡(おはやしあと)
遺跡所在地
根田(ねだ)
遺構
方形周溝墓
時代
弥生時代後期
解説
方形周溝墓内の埋葬施設から5個セットで出土しました。青銅の細い板を輪にしたもので、サビ(緑青)のおかげで骨が残っていたため、右腕に着けたまま葬られたことがわかりました。日常的に装着していたかどうかはわかりません。性別はわかりませんが、他の遺跡の事例では、女性の場合が多いとされていますので、ここもそうだったのかもしれません。
なお、御林跡遺跡では別の方形周溝墓からも、同じように5個セットで身につけた例が出土しています。
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休所日:土曜日・日曜日・祝日
更新日:2022年04月18日