重圏文軒先瓦(上総国分尼寺跡)
重圏文軒先瓦(じゅうけんもんのきさきがわら)

出土地
上総国分尼寺跡(かずさこくぶんにじ)
遺跡所在地
国分寺台地区・山田橋(やまだばし)
時代
奈良時代
解説
創建期の上総国分寺には、蓮華文軒丸瓦と唐草文軒平瓦のセットが使われましたが、ここで紹介する重圏文の軒先瓦も少し認められます。この種の文様は聖武天皇即位後の難波宮の造営に際してはじめて採用されたもので、上総国には国分寺建立以前に伝わり、その一部が国分寺に転用されたものと思われます。
関連リンク
この記事に関するお問い合わせ先
市原市埋蔵文化財調査センター
〒290-0011 千葉県市原市能満1489番地
電話:0436-41-9000
ファックス:0436-42-0133
メール:bunkazai-center@city.ichihara.lg.jp
休所日:土曜日・日曜日・祝日
更新日:2022年04月18日