菊間廃寺
奈良・平安時代
菊間廃寺 きくまはいじ
村田川下流域と海岸平野に面した台地上の遺跡で、古寺の伝承や瓦の散布から、古代寺院跡と考えられています。瓦は成東町真行寺廃寺出土のものと酷似するほか、川焼瓦窯跡出土品と同笵のものもあります。寺の創建期は、瓦の特徴から8世紀前半と考えられています(須田1998年)。
『菊間手永遺跡』 財団法人市原市文化財センター調査報告書第23集 1987年
『千葉県の歴史』資料編 考古3 財団法人千葉県史料研究財団編 1998年
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更新日:2022年04月18日