蔵骨器 灰釉短頸壺・灰釉椀(御林跡)
蔵骨器 灰釉短頸壺・灰釉椀(ぞうこつき かいゆうたんけいこ・かいゆうわん)

出土地
御林跡遺跡(おはやしあと)
遺跡所在地
国分寺台・根田(こくぶんじだい・ねだ)
遺構
木炭床地下式改葬墓
時代
平安時代
解説
うわぐすりの美しい焼き物です。当時、高級な焼き物として流通していました。
御林跡遺跡の場合は、壺と椀を組み合わせ、地下式の墓に納められていました。中には火葬した骨が入っており、骨壺として利用されたようです。椀は愛知県猿投窯跡群の黒笹14号窯式(9世紀前半)、壺はそれよりやや後出のものと考えられます。
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休所日:土曜日・日曜日・祝日
更新日:2022年04月18日