古瀬戸水滴(小鳥向)
古瀬戸水滴(こせとすいてき)

出土地
小鳥向遺跡(ことりむかい)
遺跡所在地
新堀(にいほり)
遺構
方形竪穴遺構
時代
13世紀末〜14世紀初頭
解説
古瀬戸中期様式1期の水滴で、文房具として使われました。
肩に印花文を巡らし、灰釉を刷毛塗りしています。底部はロクロから糸切りに失敗し、穴があいてしまったので、粘土板で塞いでいます。
この陶器は、方形竪穴遺構から出土したものです。ただし伝世の可能性もあるので、遺構の時期は現状で判断しかねます。床下に置いた状態で埋め戻しており、この種の遺構の性質を考える上でも有効な資料です。
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休所日:土曜日・日曜日・祝日
更新日:2022年04月18日