向原台遺跡(弥生)
弥生時代中期〜後期
向原台遺跡 むこうばらだい

市原台地に走る幅の広い谷に挟まれた台地上に立地する遺跡です。弥生時代中期から後期にかけての竪穴住居跡が59棟検出されています。はっきりとした記録は残されていませんが、台地上縁辺に環濠がめぐらされていた可能性が指摘されています。
もし環濠集落であったとすれば、北の菊間遺跡、南の根田代遺跡を含め、同じ台地の似た地形にはたいてい環濠集落があったという状況が推測できます。居住環境が良かったことの反映なのでしょう。
『市原市向原台遺跡・東向原遺跡』 財団法人市原市文化財センター 2002年
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休所日:土曜日・日曜日・祝日
更新日:2022年04月18日