犬成城跡
戦国時代末期
犬成城跡 いんなりじょうあと

『市原市史 中巻』掲載図に着色
村田川流域の台地へりに立地し、八幡から茂原に抜ける交通の要衝を押さえています。台地側のみを土塁・空堀で遮蔽し、南東虎口に合横矢を設けるなど、能満城跡と類似した構造です。発達した縄張りは古くから注目され、最近は元亀・天正期の街道に面した軍事的な産物であると推測されています(小高1999年)。
『日本城郭大系』6 平井 聖他 新人物往来社 1980年
『市原市史』中巻 市原市教育委員会 1986年
『千葉県所在中近世城館跡詳細分布調査報告書II─旧上総・安房国地域─』 千葉県教育委員会 1996年
『市原の城』 小高春雄 1999年
『図説 房総の城郭』 千葉城郭研究会編 2002年
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更新日:2022年04月18日