椎津尾崎遺跡(中世)
戦国時代 椎津尾崎遺跡 (しいづおざき)

椎津城のある台地付け根に位置します。方形竪穴遺構群や、掘立柱建物からなる宅地跡が発見されました。方形竪穴遺構群は遺構規模・形状ともに小鳥向遺跡の例にそっくりで、出土遺物も古いことから、室町時代以前にさかのぼるかもしれません。宅地は最低でも2個あるものと思われ、15世紀後葉の瀬戸・美濃系陶器や常滑産の甕などが出土しています。椎津城との関係はわかっていません。
『市原市文化財センター研究紀要IV』 2003年
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更新日:2022年04月18日