新井花和田遺跡(縄文)
縄文時代早期後葉
新井花和田遺跡 あらいはなわだ


遺跡は、高滝ダムから東に約2キロメートルの場所にあり、調査地点は現在、新井浄水場になっています。標高130メートルを越える山の頂(いただき)のようなところから、縄文時代早期後葉の生活の跡が発見されました。住居跡12軒と炉穴24基があります。この時期は、沿岸地域にたくさんの集落ができましたが、この集落の存在は、当時の活動範囲が丘陵部にまで及んでいたことを教えてくれます。発掘では、石鏃を作った跡や、炭化したクルミが見つかっています。シカ・イノシシや木の実をさかんに利用していたのでしょう。
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更新日:2022年04月18日