AN-05 二子塚古墳

更新日:2022年11月23日

低地に築かれた二子塚古墳の全景

標高5mほどの砂堆上に位置する大型前方後円墳で、全長は約110mあります。前方部と後円部の2か所で見つかった埋葬施設からは、鏡、玉類、武具、馬具などが出土し、墳丘の中段と下段には円筒埴輪が列状に置かれていたとされます。出土遺物の特徴から、5世紀前半の築造と考えられます。また、直弧文と呼ばれる呪術的な模様が彫られた石枕は、国の重要文化財に指定されています。