(2025.11.3開催)せっけん鏡づくり のお知らせ

更新日:2025年10月01日

🎪令和7年度特別展「うまれかわりの旅ーいちはらと出羽三山」関連イベント🎪

*概要*

令和7年度特別展「うまれかわりの旅ーいちはらと出羽三山」関連イベントとして、市内平野地区の出羽三山供養塚(でわさんざんくようづか)である平野馬頭塚(ひらのばとうづか)から出土した蓬莱文円鏡(ほうらいもんまるきょう)の文様の鋳型(いがた)にせっけんを流し込んで、「せっけん鏡」をつくります。
赤・青・黄色の色チップの混ぜ具合で、オリジナルな色の「せっけん鏡」をつくることができます。
本講座で使用する鏡の鋳型は千葉大学デザイン文化計画研究室との連携事業で、3Dデータからつくっています。

せっけん鏡づくり
日時:11月3日(月・祝)10:00~11:30、13:30~15:00
定員:各回20名(応募多数の場合抽選)
費用:200円(高校生以上が体験または付き添う場合は特別展の観覧券が必要)

*申込み方法*

10月18日(土曜日)までに専用フォームか博物館受付でお申込みください。

◎申込み専用フォームはこちら↓↓
https://logoform.jp/form/bqJz/1198620

▼出羽三山供養塚とは?
山形県の出羽三山(羽黒山・月山・湯殿山)への初登拝者が、行人の証として授けられる腰梵天(木札)を埋納する場所です。腰梵天を埋納する儀式を梵天供養とよび、行人の生前供養の意味があります。

▼出羽三山供養塚から鏡が出土する意味は?
この鏡は、底辺が20メートル弱で高さ約4メートルの塚の中央部最下層に埋納されていました。塚の発掘調査を行って最後の最後で出土したものです。その出土状況から、塚をつくる最初に、中央部で執り行われた地鎮祭において、奉納されたものと考えることができます。大量の寛永通宝と数珠玉と共に、木製の鏡箱に鏡面を上向きに納められ、埋められていました。

平野馬頭塚出土 蓬莱文円鏡(ほうらいもんまるきょう)

平野馬頭塚出土
蓬莱文円鏡(ほうらいもんまるきょう)
©大屋孝雄

平野馬頭塚の発掘風景

平野馬頭塚(平野地区の出羽三山供養塚)の発掘風景

この記事に関するお問い合わせ先

市原歴史博物館

〒290-0011 千葉県市原市能満1489番地

電話:0436-41-9344
ファックス:0436-42-0133

メール:imuseum@city.ichihara.lg.jp

開館時間:9時00分~17時00分
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始