KD-04 神門瓦窯跡

更新日:2022年04月25日

神門瓦窯跡

上総国分僧寺跡の南西側斜面地に位置し、現在は農業用溜め池に面して立地します。5基の瓦窯跡が見つかり、いずれも半地下式の登り窯と考えられていますが、部分的な調査のため、窯の構造はよくわかっていません。出土する平瓦の凸面に格子模様の叩き目を残すのが大きな特徴で、8世紀末葉から9世紀初頭には窯の操業が開始さ れ、国分寺の補修瓦を焼いていました。